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-rehabilitation-

車通勤で気づいた「ありがとう」の大切さ。

9月に入り、今年も残り4カ月となりました。

私は車で通勤しているのですが、学生さんの2学期が始まったようで、通勤中に多くの学生さん見かけるようになりました。

その通勤途中に信号機がない横断歩道が4か所あります。

運転免許証をお持ちの方は、ご存じかと思いますが、信号機が無い横断歩道を通り過ぎる際は歩行者を優先する義務があります。

信号機のない横断歩道で歩行者が横断待ちをしている際は、自動車は一時停止をして歩行者が横断するのを待たなければなりません。

しかし、歩行者が待っていても停車しない自動車を見かけます。

実際に全国の統計でも停車する車は少ないようで、JAFの調査でも2020年の一時停止した割合は21.3%だそうです。統計上は約8割の自動車は停車しないそうです。

私も恥ずかしながら以前は一時停止義務を知らずに停車していなかった時期があります。というか免許取得前に必ず習っているはずなので「失念していた。」と言うほうが正しいですね。

現在は必ず停車していますが、停車していると学生さんが横断する際に車に向かって頭を下げてくれることが多いです。中には横断後にわざわざ振り返って深々とお辞儀をしてくれる学生さんもいて、こちらが恐縮してしまうこともあります。

停車することは義務なので停車して当然なのですが、多くの歩行者の方が感謝の気持ちを表してくれる。大変清々しい気持ちになりますし、益々、安全運転を励行しなければ!!とモチベーションもアップします。

あるサイトで日本社会について以下のような記事がありました。

日本人の社会では、ビジネスでもプライベートでも、立場に関係なく相互に感謝の気持ちを表すことが基本的な習慣となっています。
「お礼の気持ち」をどのように表すべきかという「課題」を、無意識のうちにこなしてしまっているのです。相手のためにどのように言えばいいか、どのように動けばいいかを日常的に考えるようになると、自己的ではなく外向きな視点をもつようになるでしょう。


私たちの仕事でも上記のように「相手のために」を常に意識することが大切だと考えています。

リハビリ後に患者様から「ありがとう」と言っていただくことがあります。

リハビリでは痛みや疲労を伴う内容も少なくありません。感謝されるどころか逆に憎まれても不思議ではないような時もあります。

私たちの方こそ「辛い練習に耐えていただきありがとうございます」と感謝です。

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