今週末は衆議院議員選挙の投票日です。
私も投票に行く予定ですが、衆議院議員総選挙とは別の「かいさん」総選挙が行われていることをご存じでしょうか。
北海道の豊浦町で行われているのが、その名も「海産総選挙」です。
今回2回目の開催で、豊浦町で水揚げされる海産物を「立候補者」に見立てて人気No.1を決めるための選挙だそうです。
投開票日も衆議院議員選挙と同じ日で、国政選挙同様に4年毎に開催、「ポスター掲示」や「鮮魚広報」など実際の選挙さながらの活動も行われていて、大変手が込んでいた面白いです。
ちなみに立候補者は以下のとおりです。
「ボタンエビ」
「鮭」
「カレイ・ヒラメ」※第1回選挙で最下位、下から2番目だったため今回は共闘だそうです。
「ウニ」
「毛ガニ」
「ブリ」
「ホタテ」
「カキ」
大変面白い企画で、発案された方は大変柔軟な思考をお持ちの方ではないかと思います。リハビリを行う上でも柔軟な思考が必要な時が多々あります。
認知症や高次脳機能障害で意思の疎通が難しい患者様にリハビリを行う場合に、口頭で私たちが意図する運動を行ってもらうことが難しい場合があります。
そのような時には違った視点で、意図した動作を引き出すせるようなアプローチが必要です。
例えば、足の運動を行いたい場合に足元にボールを転がすと、ボールを蹴り返す反応が見られることがあります。
「膝を延ばしましょう」が伝わらなくても、ボール使うことで膝を延ばす動作を引き出します。
このように間接的はアプローチで意図した運動を引き出す方法は、柔軟な思考能力が必要になります。
今回のブログはリハビリと直接関係する内容ではないですが、私には無い発想力だなと感心したので、今回ご紹介させていただきました。
ちなみに「海産総選挙」の投票は、まだ間に合うようです。
公式サイトから「名前」「メールアドレス」を入力すれば、どなたでも投票できるようです。
しかも投票者の中から抽選で30名の方に「活ホタテ」3kgのプレゼントだそうです。
みなさんも一度「噴火湾とようら観光協会」の公式サイトをご覧になられてはいかがでしょうか。