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-rehabilitation-

転倒予防!自宅でバランス能力を高めよう!

 今回はバランスについて説明していきたいと思います。バランスには静的バランスと動的バランスがあり静的バランスはある一定の場所に重心を保持する能力のことであり、一般的には立位や座位などの姿勢を保持することにあたります。

動的バランスとは身体位置の移動を伴う運動における姿勢保持のことをいいます。

片脚立位保持はみなさん何秒できますか?片脚立位は一方の足を床から離し、支持足の位置がずれたとき、または支持足以外の身体の一部が床に触れたときまでの時間を計測します。片脚立位保持が5秒以内の方は転倒リスクが高いと言われています。今回は静的バランス能力を高める方法をご紹介していきたいと思います。

片脚立位

立位の状態から足を床から離しそのままの状態をキープします。

両手を離してすることが難しい場合は固定物に掴まり片脚立位をされてみてください。

毎日1分×3セットを両側の足でしてみてください。

タンデム肢位

立位で片方のつま先ともう片方の踵をつけた状態をキープします。

両手を離してすることが難しい場合は固定物に掴まりタンデム肢位をされてみてください。

毎日1分×3セットを前後の足を変えて行ってみてください。

上記運動の注意点

・脚のいずれかの関節に痛みが生じる場合には運動を行わないでください。

・バランスを崩し転倒しないようすぐに手で支えることができる固定物の近くで行うようにしましょう。

・足の関節の疾患をお持ちで通院中の方は主治医などにご確認の上実施してください。

 当院では外来リハビリテーションでも患者様に合わせた運動量の提案も行っています。ご利用のご検討や不明な点がございましたら、外来受付までお気軽にお問い合わせください。

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