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転ばぬ先の運動習慣(バランス編)ーリハビリのポイント

「転ばぬ先の運動習慣」と題しまして、転び難い身体作りについていくつか運動をご紹介したいと思います。

今回は『バランス』がテーマです。

一般的にバランス能力は加齢に伴い低下すると言われており、転倒の要因にもなっています。

ということは、バランス能力が改善すれば転倒のリスクも軽減できることになります。

バランス能力改善につながる運動はこちら

先ずは、現在のバランス能力を確認してみましょう。

以下の3つの足の位置で立位を保持してください。

①閉脚立位・・・両足をくっつけた状態


②セミタンデム立位・・・片方のかかとと、もう片方の親指をつけた状態



③タンデム立位・・・かかととつま先をつけた状態


上記の3つをそれぞれ10秒保持できるかが目安となります。

次はバランス能力を鍛える運動


①片脚立ち・・・文字そのままです。片足立ちのまま一定時間保持します。

左右行います。時間は10秒から開始し1分程度を目標に徐々に時間を延ばしてください。

②バランス運動・・・バランス能力の確認で行った、3つの立位姿勢それぞれで一定時間保持します。

時間は10秒から開始し1分程度を目標に徐々に時間を延ばしてください。


※①②いずれも転倒しないようにテーブル等つかまるものの傍、もしくは手をつきながら行ってください。

※関節に痛みがある場合は行わないでください。


炊事の待ち時間等に、流し台を支えに利用して行うこともできますので、是非試していただければ嬉しいです。

当院では外来リハビリテーション、通所リハビリテーションでも上記の評価や運動も行っています。
ご利用のご検討や不明な点がございましたら、外来受付までお気軽にお問い合わせください。


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