以前骨盤底筋についてご紹介させていただきました。
自分で骨盤底筋に力を入れることは難しくスクワットやランジなどをすることでも骨盤底筋に力が入りやすく協働筋として働いてくれる殿筋や腹横筋などを鍛えることができます。
今回はボールを使って骨盤底筋を鍛える方法をご紹介したいと思います。
方法
・仰向けの状態で膝を90°に曲げます。膝の間にボールを挟みお尻を上げていきます。

・仰向けの状態で膝を90°に曲げます。股関節も90°に曲げ膝の間にボールを挟みボールを落とさないように両膝でボールを潰していきます。


回数は5回から始めていき徐々に増やしてみましょう。骨盤底筋だけでなく加齢や病気、運動不足による筋肉量の減少(サルコペニア)を予防するための筋力強化運動にもなります。
是非試されて下さい。
上記運動の注意点
・呼吸を止めないように意識してください。
・いずれの運動も動作を行う際には「ゆっくり」行ってください。反動をつけると関節の痛みを生じる場合があります。
・しびれや痛みを生じる場合は無理にトレーニングを行わないでください。
当院では外来リハビリテーションでも患者様に合わせた運動量の提案も行っています。ご利用のご検討や不明な点がございましたら、外来受付までお気軽にお問い合わせください。
記載者:江口