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福祉用具を利用して安全、安心な生活を♪

認知症対策に効果的です

 今回は介護保険サービスを利用してレンタルできる「認知症老人徘徊感知器機」について紹介します。

 名称は堅苦しいですが簡単に説明しますと「人感感知センサー」の事を指します。

 当院にご入院中の患者様も、認知症の診断を受けている患者様は少なくありません。

 起き上がりや立上がりが不安定で認知機能が低下した患者様は、ご自身の動作能力について理解が難しく、転倒の危険性が認識できずに立上がったり、歩き出したりされる患者様がいらっしゃいます。

 記憶力低下の症状の患者様では動く前にナースコールを使用する事も難しいため、転倒による骨折や外傷を予防するために「感知センサー」を使用させてもらうことがあります。

 ベッドから身体を起こす時点で、体重の変化を感知してアラームがなるため、立ち上がる前や歩き出す前に介助に付ける転倒予防に非常に有効です。

 ご自宅で使用すれば、常に傍にいる必要や見守る必要が軽減されるため、介助者の負担軽減にもなると思います。

 介護保険を利用できるため費用も抑えられますので、ご利用をご検討されてはいかがでしょうか。

 当院では外来リハビリテーションでも患者様に合わせた運動量の提案も行っています。ご利用のご検討や不明な点がございましたら、外来受付までお気軽にお問い合わせください。

記載者:向井

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